入稿のノウハウ ○○をすれば文字化けしない!

こんにちは!突然ですがみなさん、メールやLINEで文字化けしちゃった経験ってありませんか?絵文字がハテナになったり顔文字に漢字が混ざったり。文字化けが起こる原因は、自分が送った特殊記号が受信者側の機種に非対応だからなんですが、デザインの世界でも似たようなことが起こります。

PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトでは、備え付けられている無料のフォントに加えて、有料フォントを購入して使うことが出来ますよね(ちなみにT1200ブログではフォントに関する記事もずらずらっと書いています)。自分が購入したフォントを相手が持っていない場合、psdやai形式で送信したデータを相手がPhotoshopやIllustratorで開くと、相手のソフトに入っている別のフォントに置き換えられて表示されてしまうという事件が起きるのです。

分かりやすく言うとこんなこと。

文字化け

 

フォントってデザインの肝ですから、せっかくこだわって選んだものが反映されないと悲しい気分になりますよね。使うフォントによって雰囲気の違いも生まれます。例えば下の例、タニタ食堂と定食屋って感じがしませんか?名称未設定 1

今回はPhotoshopとIllustratorで、そんな困った文字化けを防ぐ方法をお伝えします。

Photoshopで文字レイヤーをラスタライズする

ラスタライズとは?

まずラスタライズとはどういう作業なのか。Photoshopで扱えるデータには、ビットマップデータ(画像や写真)とベクタデータ(文字やシェイプツールで描写した図形)があり、ラスタライズとは文字通り「ラスタにする」こと。文字(ベクタデータ)を1枚の画像(ラスタデータ=ビットマップデータ)にすれば、フォント情報が無効になるので文字化けも起こりません。

注意しなければならないのは、1度ラスタライズしてしまうとベクタデータには戻せないという点です。つまりラスタライズ後はフォントや文字色を変更することは出来ませんので、もう変更しないぞ!と確信してからのラスタライズをオススメします。

ラスタライズしてみよう!

それでは実際にラスタライズしてみましょう。とっても簡単ですよ。

レイヤーパネルでラスタライズしたいレイヤーを選択し、右クリック。すると下のような画面が出てきます。

スクリーンショット 2016-03-22 12.29.41

 

テキストをラスタライズをクリック。これでラスタライズ完了です。

Illustratorでフォントをアウトライン化する

アウトライン化とは?

今度はアウトライン化という作業について説明します。Photoshopと似ていますが、ちょっと違いがあるのです。

Photoshophがビットマップデータをメインに扱うのに対して、Illuatratorはベクタデータを扱うデザインソフト。なのでIllustratorでは、ラスタライズは出来ませんが、文字を図形に変換する作業で文字化けを防ぐことが出来ます。その図形化の作業がアウトライン化です。同じベクタデータでも、文字から図形にすればフォント情報が失われるので、文字化けや位置ズレが起こらなくなります。

アウトライン化してみよう!

では先ほどと同じように、今度はIllustratorを使ってアウトライン化をやってみます。

アウトライン化したい文字レイヤーを選択して、その後にメニューバー 書式アウトラインを作成 でアウトライン化完了です。

スクリーンショット 2016-03-22 12.40.42

アウトライン化したレイヤーを選択すると、文字の周りにパスが表示されます。

スクリーンショット 2016-03-22 12.44.10

これを確認したらアウトライン化がちゃんと行われた証拠!

デザインの正確な反映のためには、psdやaiデータ入稿時のラスタライズやアウトライン化も、カンタンだけど大事な工程のひとつなのです。

ですが!この作業、デザインに慣れている人でも忘れがち。フォントをたくさん使ったデザインの場合はちょっと煩わしい作業ですが、抜けが無いようにその都度アウトライン化、ラスタライズすることをオススメします。

もちろん文字レイヤーを一気に選択してラスタライズすることもできます。が!

最後に全部一挙にするぞ!と思っていると忘れちゃったりすることって多いですから、文字のパーツが完成したらアウトライン化、ラスタライズする!っていう癖をつけるといいですよ。

そんなこんなで今日もみなさまの素敵なデザインをお待ちしています!

 

 

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