解像度と印刷のカンケイ

こんにちは。今日のテーマは解像度と印刷の関係についてです!

地デジのイメージが先行して、解像度が高い=高画質っていう印象が選考しがち。でも印刷の世界では必ずしもそうではなくて、いや、間違ってはいないんですけど…ちょっと複雑なんです。

そもそも解像度って何?というところから、解像度の値が印刷にどう関わっているのか、そして解像度を確認する方法を書いていきます!

解像度ってなに?

画像は小さな点(dot)の集まりで構成されていますよね。解像度とはその点の密度のことです。密度が高ければ、画像もキレイに見えますよね。解像度の基礎知識については、前に作成した記事がありますので、ぜひこちらをご参照ください!

どれくらいの解像度が適正なの?

この記事では、実際にデータを作成するときに、どれくらいの解像度が適切なのかを説明していきます!
解像度(dpi)が高ければ高いほど画像の精度が上がりキレイには見えますが、解像度があまりに高いと、肉眼では見分けがつかなくなります。また、データサイズがとても大きくなってしまい、扱いづらくなります。
したがってTシャツや書籍、ポスター、写真集など、それぞれの媒体によって、どの程度の大きさの画像が必要なのか、またどれくらいの精度が求められるのかがかわってきます。(たとえば、紙の写真集などは、肉眼で把握できるギリギリの細部まで表現するため、非常に高い精度が求めらます)。
つまり、必要な精度と、画像の大きさによって、解像度(dpi)の適正値というものが変わってきます。
解像度

Tシャツプリントの T1200では、入稿データについて300dpi以上の解像度を推奨しています。

具体的には、おおよそ下記の表のような数値が、解像度(dpi)の適正値とされています。また、T1200では300dpi以上の解像度でデータ作成されることをおすすめしています。
 スクリーンショット 2016-03-18 15.05.31
(※書籍などの紙媒体の場合、250〜300dpiほどの写真であれば、肉眼に耐えうるとされています。また、最近ではポスターなど近くで見られることを想定して、350dpi以上で作成されることが多いです。)

Photoshop・Illustratorで解像度を確認する方法

では、実際に作成した画像・デザインデータの解像度を、PhotoshopやIllustratorを使って確認してみましょう。

①Photoshopの場合

  フォトショップでは上段メニュー “イメージ”→”画像解像度” から確認することが可能です。ドキュメントサイズ欄の”解像度”項目をご確認ください!

ここで注意するのは、この解像度の数値を高くしたところで高画質になるわけではないということ

「画像の再サンプル」のチェックをはずして数値の変化を見てみましょう。解像度の数値を変更すると、それに応じて幅と高さが変化するはずです。このように「解像度」と「サイズ」は相対的な関係にあります。

したがって、もともと低い解像度の画像について、その解像度の数値を上げても、サイズ変更がされるだけで画質の改善には繋がりません。

このように、作成済データでは解像度を確認することができますが、数値を変更することで高画質になるわけではないので、ご注意ください。デザインデータは、はじめから300dpi以上で作成することをおすすめします。また、写真などは、なるべく高画質で撮影してください。

名称未設定 2

②Illustratorの場合

イラストレーターでは、デザインデータの埋め込み画像について解像度を確認することができます。(※埋め込み画像についての記事はこちらです)

上段メニュー “ウィンドウ“欄から”ドキュメント情報“をクリックしてください。そこに表示されるボックスの右上に、小さなオプションメニューがありますので、それをクリック。“埋め込まれた画像“を選択してください。その状態で、埋め込み画像をクリックすると、ドキュメント情報ウィンドウの下部に解像度が表示されます。

フォトショップと同様に、解像度と画像サイズは相対的な関係にあるので、埋め込み画像のサイズを変えると、解像度の数値が変わることに気がつくはずです。T1200のテンプレートを利用してデザインデータを入稿する場合は、この解像度が300dpi以上になっているかご確認のうえ、ご入稿されることをおすすめします。

 

スクリーンショット 2016-03-18 15.12.46

解像度の理解についてお役に立てましたでしょうか。これを知っておくと、Tシャツだけでなく写真などのプリントにも役立ちそうですよね。

世界に1枚しかない、お気に入りのTシャツが出来ますように!

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