フォントの眠った力を目覚めさせる!OpenType機能を活用しよう! 後編

今回は、OpenType機能解説の後編!何ができるかはわかったけど、どうすればいいの?というところを、今回はやっていきますよ!新しく技を習得して、デザインの力をレベルアップ!

前編では、OpenType機能ってどんなもの?ということを、ざっと見てきました。

さて、後編の今回は、機能を詳しく紹介しながら、実践的に使っていってみましょう!

OpenType機能にはたくさんの種類がありますが、デザインをする時によく使うものは3つあります。

  1. デザインのバリエーション

  2. 任意の合字

これらを、一つ一つ、実際に文字を組みながら、使い方を見ていきましょう!

 

1.デザインのバリエーション

デザインのバリエーション とは、文字にの中にある、元の形とは別の形のことです。

見栄えを良くするために、手書き書体に入っていることが多いです。

例えば、こういう単語を組んだとします。フォントはJurietroseを使ってみました。

WS000052

このままでも良い感じですが、手書き風のはずなのに、隣りあった字が全く同じなのもおかしいですよね。

そこで、まずは変えたい文字だけを選択すると、文字の右下の方に、同じアルファベットだけど違う形をしているものが出てきました。

WS000053

これを選択すると、違う字形に変えることができます!

他にも、語尾だけしっぽを長くしたり、

WS000055

最初の文字をずわっとさせたり。

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いろいろすることで、最初とは全く違う雰囲気になりましたね!

WS000057

しかし、これがすべてのフォントにあるわけではないですし、もしあったとしてもすべての文字にあるとは限りません。

これをいちいち文字を選択して調べるのは面倒ですが、もう少しわかりやすい方法があります。

それが字形パネルです!

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上のメニューから「ウィンドウ(W)」-「書式」-「字形」を押すと出てきます。

最初出したときはちょっとちっちゃいので、端をつまんで大きめにしておきましょう。画面横のメニューに放り込むのもありです。(場所とっちゃうけど…)

さて、先程のフォントでは、いくつかの文字の右下に小さい三角があるのがわかると思います。

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この三角がある文字を長押しすると…にょきっと別の形が出てきましたね。

ここからも、デザインのバリエーションを選択することができます。

こんな感じで、いろんなフォントをより”フォント”っぽくなくさせることができます!

  • 2.任意の合字

これは、ある特定の2文字や3文字などがあった時に、それごと文字の形を変えてしまおうというものです。

有名なのはfiやffですが、それ以外にもフォントによっていろいろ種類があります。

例えば、

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とすると、ちょっとかっこいいですね!

実はこれ、は日本語で使うことができます。たとえば游明朝で先ほどの「字形パネル」を覗いてみると…

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ぐわあっと出てきました。

内容の感じとしてあまりデザインするときには使わなさそうですが、違う時に役に立ちそうです!

WS000023 WS000024

ここであげたのはいくつかの例だけですが、実際にみなさんもイラレなどを開いて、色々なフォントで試してみましょう!

 

以上、2回に渡ってOpenTypeの解説をしてきました!

やや難しいところがあったかもしれませんが、これを読んだあなたは、きっと今までよりもフォントを使えこなせるはずです!

強くなったデザインの力で、ぜひいろいろなものを作ってみて下さい!

 

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